たむら内科

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大腸内視鏡

Colon Endoscope

大腸内視鏡Colon Endoscope

内視鏡イメージ2

下痢がつづく・便秘することが多い・お腹が張る・血便が出た・便潜血が陽性だ・・そんな症状・心配がある方、大腸カメラは、事前に下剤の服用が必要であったり、胃カメラよりも少しだけ準備が必要な検査となります。しかし、胃カメラ同様、むずかしいものではありません。
そして何より、日本人の死因の上位にある「大腸がん」の予防に非常に有益です。まずは一度検査を受けてください(40代での検査をおすすめします)。それによりご自身のタイプ(自分がポリープが出来やすいタイプか、そのポリープは「腺腫(将来がんになりやすいもの)」か、など)を知り、ご自身に合った適切な期間(毎年・3年に一度など)で大腸の検査を行うことで、大腸がんに罹る危険は格段に減ります。また、その他の病気に対しても大腸内視鏡検査を行うことで最適な治療を行うことが可能となります。
当院では、下剤の種類の選択や、局部麻酔/静脈麻酔(寝て行うもの)の選択を患者ご本人にあわせて、最新の機器と確かなテクニックにより短時間で苦痛の少ない大腸内視鏡検査を行っております。

検査内容

肛門からスコープを挿入して、大腸の内腔を観察します。必要に応じて生検(組織検査)を行うことがあります。

同意が得られ、抗血栓薬服用のない方では、内視鏡検査時にみつかったポリープは切除します。大きめのポリープなどが発見され、病院での診療が必要と判断した場合には、ご希望の病院へご紹介します。

大腸内視鏡はご予約制です

大腸内視鏡はご予約制・検査日前日までに一度診察を受けていただいています。(ご予約無しで診療時間にご来院ください)

検査日の都合がつけにくい場合(この日しか仕事が休めないなど)は、先に検査日時のご予約をさせていただきますのでお電話下さい(必ず前日までの診察が必要です)

大腸内視鏡の流れFlow

検査前日までに

1.受付

診療時間内にご予約無しでご来院し、受付で大腸カメラ検査希望とお申し出ください。

お持物:保険証(医療証)・お薬手帳(服用中のお薬がある方)・健康診断や他院検査結果(あれば)

検査前日夜から下剤などの内服が必要なため、受付当日の検査は施行できません。

2.診察

病状の聴取と診察をいたします。

大腸カメラの方法とポリープがあった場合の対処法について、諸注意を含め説明し、検査日時の決定をします。

3.検査説明

前日~検査当日の流れについて、わかりやすく検査説明書を用いてご説明いたします。

検査前日夜に服用する下剤をお渡しして、その日は終了となります。

検査前日

検査前日

検査説明書にしたがい、21時までに夕食を済ませ、就寝前にお渡しした下剤を内服していただきます。

検査当日

1.検査当日

検査説明書にしたがい、朝・昼の食事はお控えください。(水・お茶の引用は可)

ご自宅で、午前6~7時頃から下剤(1~2ℓ)を服用していただきます。飲み始め2時間ぐらいから排便は始まり、10時半頃には落ち着くと思います。ご予約時間(検査30分前)にご来院し、受付で診察券・ご予約票をご提示ください。

2.大腸カメラ検査

12時頃から検査開始となります。約15分前後で検査は終了です。(ポリープ切除時は、個数などによりますが、30程度かかる場合もあります。)

3.結果説明

診察室で結果をご説明した後、ご帰宅いただけます。(組織検査・ポリープ切除などを行った場合は、10日後に最終検査結果が出ますので、再診していただく必要があります。)

4.帰宅

検査のみの場合、検査終了後からお食事はお摂りいただけ、通常の生活が可能です。

(組織検査やポリープ切除、静脈麻酔をおこなった場合には、制限がございます。)

全体での所要時間は、前処置終了から診療終了までおよそ60~90分程度です。

よくある質問Q and A

どんな症状があったら受けるべき?
「便に血が混じった」「鮮血が出た」「便が黒い(色が変)」「下痢・便秘・またはそれを繰り返す」「便が細い」「残便感がある」「お腹がはる、痛い」「便潜血で陽性」などの症状がある方は、大腸内視鏡検査をお勧めします。また、一度40代での検査をお勧めしております。
大腸カメラ・・大変そう、苦しかったり、痛いですか?
当院では局部麻酔を使用し、痛みの少ない検査を実施しています。(痛かったとおっしゃる方は非常に稀です)ご希望によっては鎮静剤(点滴)を行い、寝ている間に検査を終わらせることも可能です。
ポリープがあったら取ってもらえますか?
はい、当院では5mm以下のポリープは、その場で切除し、「病理検査」を行うことにより、そのポリープが良性のものか、悪性のものかがんになりうるものかを確認し、治療の方向を決定します。何より検査で詳細に大腸を観察し、病気のあるなしを診断します。また、大きなポリープがある場合やポリープが多い場合は体への負担が大きく、リスクを伴うため、入院しての切除が必要となります。ご相談し、患者様へより良い病院を紹介させていただきます。
ポリープは取った方が良いですか?
はい、大腸の場合、たいていポリープが大きくなってがん化します。ポリープは必ず切除してください。また一度ポリープができた方はできやすいタイプの方です。その場合定期的に検査を受けることが必要となります。それもあり一度40代での検査をお勧めしています。
日帰りでの検査はできますか?
はい、可能です。当院での検査は全て日帰りとなっております。
大腸内視鏡の検査の時間はどれくらいですか?
検査自体は大体15分〜20分程度となります。ポリープの切除が入りますと5分〜10分程度延長します。前処置(麻酔等)・検査後の診察を含めると、ご来院から1時間〜1時間半でお帰りになれます。
下剤を飲むのは大変だと聞きますが…大変ですか?
当院で採用している下剤は、より少ない量(1リットル程度)で効果のある下剤です。また、味もスポーツ飲料に近く、最も飲みやすいものを選んでおります。私(院長)も体験させていただきました。冷えた水で作っていただくことをおすすめします。昔のように飲みづらい味の下剤を2リットル以上飲むようなことはないので、ご安心ください。
下剤を家で飲むことは可能ですか?
はい、原則自宅での服用となっております。なれた場所で安静にし、慣れたトイレを利用する方がよりご負担が少ないと思います。ただし、自宅での服用が不安な方はご相談ください。
検査の翌日仕事はできますか?
はい、お仕事は可能です。ただし、ポリープを切除した方は、重い荷物を持つような仕事や激しい運動は1週間程お控えください。
検査後の車の運転はできますか?
鎮痛剤を使う場合があります。その場合は、車の運転はお控えください。公共機関を利用しての来院をお願いします。当日、運転する可能性がある場合は必ず医師・または看護師にお伝えください。
検査費用はどのくらいですか?
特に問題がない場合、検査自体は1割負担で1,500円・3割負担で4,000円程度です。ポリープの切除を行った場合(手術扱いとなります)1割負担で6,000円~10,000円・3割負担で20,000~30,000円程度です。(ご加入の生命保険によっては給付金支払いの対象となります)2年以内に感染症の検査をされていない方は検査前の診察時に感染症の検査をうけていただいております。その場合、1割負担で1,000円・3割負担で3,000円程度かかります。ほかの病院でうけられた検査結果がありましたら、ご持参ください。
胃と大腸の検査は、同じ日にできますか?
はい、可能です。ご相談ください。胃・大腸の内視鏡に、超音波の検査を行うと、総合的な診断ができるため、おすすめしております。

その他に不安や分からないことがある場合は遠慮せず質問してください。

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